2006年 06月 23日
●我に返る
「あの日に帰りたい・・」
とか言う人がおって、帰ってきたらどうですかと、揚げ足をとるような事を言ってみる。
カエルもそんな事を想うことがあるのだろうか。
あの日、とは、卵から第8分裂をした頃のことか、オタマジャクシの頃か、3回目の脱皮をした頃か、・・ いつだろう。
たぶん、カエルの方がよほど賢くて、あの日に帰れないことを知っている。
というか、過去というそんな概念さえも無かろうて。
生まれて、パートナーを見つけ、子孫(DNA)を残し、死んで、土に返る。
ああ、カエルも人間と一緒なのだな。
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生まれて、パートナーを見つけ、子孫(DNA)を残し、死んで、土に返る。
このうち、確実に私の身に起こると断言出来るのは
生まれて (もう、既に起こっている)
死んで、土に返る
の部分だけやね。
書きながら思ったけども、「子孫を残す」って、すごい事なんだと、今、手が震えるほど興奮しております。
3年前、私が30になった年、実家に帰った時に大叔父さん(祖父の弟)に懇願された事がある・・。
手を握って、私の目を見ながら・・
「○○家の血を絶やしちゃー、いけんよ!!絶対!(訳:早く結婚しろ)」
ふと考えると 現在、○○の姓の末えいは私と弟のみということになる。
普通に考えると私は嫁に行き(行くよ!)、○○の姓では無くなるであろう。
つーことは、弟にはなんとしてでも○○の姓を残すべく、結婚してもらわねばならぬ。
別に家長制度を重んじているワケでは無いけれど、なんだか自分の姓が無くなるのが寂しい気がしただけである。 古い人間かしら。
大叔父が2年前に亡くなり、あの言葉は遺言チックになった。
私には○○の姓は継げないかもしれんが、血は絶やさぬように・・ 日々努力をしている次第です(^^
あ~、カエルの写真からココまで妄想出来る自分に・・ 幸あれ!
by atsu_com
| 2006-06-23 23:59
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