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■僕の彼女を紹介します

公開日に見に行った!今は良いですね、ネットで座席予約できるから安心ね♪(レイトショーでお安く!)
で、今回も公開直後なのでネタバレしないようにコメント書きます。

■TVCM
この映画のCM、 ”鑑賞した人の82%が泣いた!” とか ”最期の一時間、泣きっぱなしでした!”、とか・・・どうしてこう ”泣けるんだよこの映画”的な宣伝ばっかりするんでしょーか。
って、見終わって思いました。
泣けない作品だった、と言いたいわけではありません。
”運命、魂、生きる、・・ あなたの日常の陰にある伏線律に気づいてみませんか?”みたいなキャッチかな、おいら的には。(え?こんなキャッチじゃ見に行かないって?(^^;))



■(ネタバレしない)ストーリー展開
 前半は 「猟奇的な彼女」 風の強引な主人公像が展開され(チョン・ジヒョンの定番キャラになりつつある?)コメディータッチも散りばめられてます。
 主人公の職業が”刑事”という事もあり、ドキドキハラハラする場面が前には無かった部分かもしれません。

あ、そうそう、何故この映画のタイトルが「僕の彼女を紹介します」なのだろう??と思いながら鑑賞すると良いかも知れません。
(全然ストーリー解説になってない(汗)。だってネタバレするし~←not手抜き)

■(ネタバレしない)ひと言感想×2
「人は自分の魂だけで生きているわけじゃあ無いのね」
 人は”自分の意志と、自分の身体の生命活動によって生きている”と思うけれど、実はそうではない。この作品、”魂” というモノがすごく描かれている様に思う。
 死のうと思って自殺しても、不思議な出来事が起こって、結局死ななかったり、「絶体絶命の重傷です、意識が取り戻せません」という状況であっても、不思議な事が魂の中で起こり、息を吹き返したり。それは偶然ではないの。(そういう経験、ありません?)
 強い愛の第3者の魂は、大切な人の魂を簡単に死なせたりしないのです。魂は肉体が死んでいようが生きていようが、ラジオの周波数を合わせば雑音からきれいな音楽に切り替わるように、ピタッとその人の心(生命)に届く。
 
映画の中で49日、って出てきます。韓国は儒教の国だけども、仏教と同じような考えがあるんですね。死んでから49日目に、魂があの世へ行く、という。新しい生命に生まれ変わるのに必要な期間、らしい。(四十九日っていう法事やりますよね)
この映画で49日の意味を考えさせられた。最愛の人がもし亡くなったら・・・あああ~ん想像するだけで悲しくて苦しくて辛い、です。これ以上生きられないとか、どうしたらいいの?という感情になると思います。そんなとき、死者の魂はその大切な人の魂を「生」の方向へつつみ込むのではないだろうか?突然の死は死んだ本人にとっても思い残す事があるはず。それを処理するための時間。
 「科学的に証明できるのか?なんで49日間やねん!そもそも魂なんてありえへん!」と言う方々もおるでしょうけど、49日の思想によって残されたもの、また、去っていったものに生きるエネルギーへ向かわさせることが出来るような大事な期間になりうるのでは・・と思いました。それに、49日って適度な長さやな~(^^;)なんて思ったり。短すぎず、長すぎず。

↑この映画見てこんな事考えるなよ!と突っ込まないように(汗)

「死ぬ気の覚悟がある人の生きざまは・・・かくも逞しいものなのか!」
○○が亡くなっからの△△は、”私はもう死んでも惜しくない”との覚悟で職務を激しく遂行する・・・。こんなに逞しくなれるものなんだ・・・生きるエネルギー以上の死ぬ覚悟へのエネルギーを感じた。(伏せ字には名前が入りますがネタバレ防止のため・・)

あ、でも見ながら ”コレってアンハッピーエンドなんかな~” と思ってハラハラしてましたが、ハッピーエンドでおいらも幸せ♪

■雑談
・この映画に・・・・最期の最期に”オチ”があるのよね。おいら、笑ってしまいました(^^;)
是非、「猟奇的な彼女」を見てから見に行って欲しいものです。私は、これ、監督が意図的に”オチ”を作っているように思えてなりません。(同じ監督やもんね)
はあ~、やっぱ運命?って思いましたし。
・Xジャパンの曲が使われてますね・・・・これについて、みなさんどう思われたでしょうか?
・さて、韓国語studyにまた励みますわ♪

僕の彼女を紹介します(公式HP)
by atsu_com | 2004-12-13 00:49 | 本・映画・TV・店 レビュー